ボイトレはプロのためだと思っていませんか?
初めまして宇和川恵美です。
一般的には、歌手、俳優、声優、アナウンサーなど、声のプロがやるイメージが強いようです。
ボイトレとは「声のトレーニング」のことですが、実は声を鍛える過程で得られるたくさんのいいことがあります。
例えば、アンチエイジングなどの美容、嚥下(飲み込み)などによる誤嚥予防、転倒リスクの軽減、体調の変化に気づいたり。
人は「声」から老けていく!(山王病院 東京ボイスセンター長 渡辺雄介先生の著書「声筋」を鍛えなさい 晶文社より)
声帯のある喉仏は筋肉でぶら下がっている器官です。
喉の筋肉が衰えると 喉仏が下がりその結果、
- 声が老けたり、
- 低くなったり、
- 掠れたり、
- 今まで歌えていた歌の声が出なくなったり、
- ものを飲み込むときにむせたり
します。
最初は私も仕事柄、声を正しく出すことを目標にボイトレ始めました。
しかし実際にトレーニングを重ねていくうちに、目が大きくなったり、二重になったり、おでこのシワが薄くなったり、徐々に美容などに対するいろんな変化に気づいていきました。
声を出すための「喉の筋肉」は色んなところに繋がっているのです。
その実体験を理論的に理解したくて、医学と科学のエビデンスに基づいたハリウッド式音声学、解剖発声学を学ぶに至りました。
「発声」では、それらをもとに感覚ではなく、理論に基づいた説明で体感してもらいながらレッスンしています!
ここでは、そんな私のボイトレ変遷を初め 声にまつわる記事などを、いつか書きたかった私の声優での経験や現場の話などを交えながらお伝えできればと思っています。
「ボイスル」は、声(ボイス)と筋肉(マッスル)、声を出すイメージ(ボイスする)など、「声」に着目して「ボイトレ」を身近に感じてもらえたらと名付けました。
初心者さん、大歓迎!
少しでも興味がありましたら、まずは体験だけでも受けてみてください。
ボイトレがプロの限らず色んな方のお稽古事として広まることを願っています。