コラム

足のむくみは腹式呼吸で解消!

ボイスルへようこそ!

ボイトレを身近な趣味に!を合言葉にボイトレに関係した記事を現役声優の私、宇和川恵美が実体験を交えてコラムにしています♪

声や顔の若返り 飲み込む力(嚥下)他、 少しでも日常生活の参考になれば幸いです。

今回は、足のむくみと腹式呼吸について。

 

コロナで増えた⁉「下肢静脈瘤」

かなり前になりますが、テレビで気になる話題が取り上げられていました。

コロナでマスク生活になり、声が出にくくなったり 顔がたるんで老けてきたと言う話はよく聞きますが、他にもテレワークが増えて座りっぱなしになり「下肢静脈瘤」になってる人が増えたと。

「下肢静脈瘤」とは、足の静脈(心臓に戻る血管)が太くなってこぶ状に浮き出ている状態のことで、以前は血管が弱った高齢者に多く見られました。

しかしコロナで自宅待機が増え、デスクワークで血流が悪くなり「下肢静脈瘤」になる20代~40代が増えていると言うものでした。

脚の静脈の血液は筋肉で「下から上に」流れているのですが、逆流しないように弁がついています。

その弁が機能しなくなると、血液が逆流し血管が圧迫されて壊れます。

すると老廃物がたまった汚い血液がたまり「下肢静脈瘤」の症状が出るのだそうです。

 

腹式呼吸で予防

実はその予防法のひとつに「腹式呼吸」がありました。

腹部には心臓に繋がる大きな静脈があって、「腹式呼吸」で横隔膜をよく動かすと静脈の流れがよくなり、結果、足の静脈の血液が吸い上げられ血流がよくなるそうです。

逆に言うと、脚のむくみが強い人は「腹式呼吸」が出来てない場合もあるそうです。

デスクワークは体勢的に浅い呼吸になりがちなのでわからなくもないかもですね。

 

こんな人が危険‼

ちなみに「下肢静脈瘤」になりやすい人

  • 足がよくむくむ
  • 夜、脚がつる
  • 膝の裏の血管が目立つ
  • 便秘がち
  • 座りっぱなしで動かない
  • 出産経験のある人

とか。出産経験がある人は2人に1人の高い割合で発症しているそうです。

 

そのほかの予防・改善法

「下肢静脈瘤」に予防は第二の心臓とも言われるふくらはぎの血流をよくすることが大切なのだそう。

なので、ふくらはぎをマッサージしたり着圧ソックスをはいて、腹式呼吸をするのが効果的とか。

腹式呼吸にはいろんなメリットがあるんですね。

その他、ワインやコーヒーなどに含まれるポリフェノールを摂るのもいいそうですよ。

 

簡単に始められる健康法でもある「腹式呼吸」

ちなみに私はナレーションのお仕事などで、呼吸が浅くなって声が揺れる時などに何度かやったりします。

すると身体が開いて声が安定します。

また、「腹式呼吸」は副交感神経を使うのでリラックスにもいいようです。

 

コロナでお仕事スタイルに変化が出た今こそ、健康のためにも声のためにも気分転換にも、ぜひ「腹式呼吸」を取り入れてみてくださいね。

 

【まとめ】

・デスクワークで血流が悪くなり「下肢静脈瘤」が増加

・腹式呼吸で横隔膜をよく動かすと血流がよくなる

・足のむくみが強い人は腹式呼吸が出来ていない場合がある

・腹式呼吸は副交感神経を使うのでリラックスに良い

 

ABOUT ME
宇和川 恵美
青二プロダクション所属。声優、ナレーター、パーソナルボイスメンター。 声にコンプレックスを持ちながらも自信を持って現場に立ち続けられたのは『ボイトレ』の力があったから! 声を届ける側から『声を出す喜び』を伝えていきます。 『ボイトレ』はプロだけの特別なものではありません。 アンチエイジングや健康維持にも! 身近なボイトレをお届けします。
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