コラム

自分の弱点を見つけよう!

ようこそボイスルへ!

ボイトレを身近な趣味に!を合言葉にボイトレに関係した記事を現役声優の私、宇和川恵美が実体験を交えてコラムにしています♪

声や顔の若返り 飲み込む力(嚥下)他、 少しでも日常生活の参考になれば幸いです。

今回は声の弱点とレッスンポイントについて。

教える側になってみて

私は、声優学校の特別授業の講師や専門学校の臨時講師で期間限定で教えたことはあるのですが、お友だちにボイストレーニングをするまで発声滑舌だけを続けて教えるのは初めてでした。

ボイストレーニング、ボイトレはイメージしながら筋トレをし感覚を学んでいくので教える側それぞれの感性もあり、合う合わないの相性がすごくあると思います。

自転車を漕ぐようにとか、後ろに飛ばして、空気が行き渡るようになどの表現も、方法も先生によって様々です。

私は自分に合うボイトレに出会えたことで確実に変わりました。

 

この体得した感覚を、自分が教えるときにもっとわかりやすく伝えられるように、筋肉や身体の仕組み、いろんな表現など色々調べて自分なりの理論を整理することにしました。

「こんな風にやっていたのはここにアプローチするためだったんだ」などがわかると私も復習できるし より腑に落とすことが出来ました。

ボイトレには相性があるのでその理論が万人の正解ではないかもですが、少なくとも正解のひとつではあると思っています。

人が声を出す行程

人が声を出すとき、

  • まず「呼吸運動」で肺からの空気で声帯を振動させます。
  • そして「声帯運動」で振動から音を作ります。
  • その音の流れをを「共鳴作用」で響かせ音色にし、
  • 最後に唇や舌などで「調音」し言葉として発声しています。

 

声が出なかったりうまく言葉が出なかったりするのはこの過程のどこかがうまく作用していないのです。

ですから、状態を見ながらこれらをバランスよく練習していくことが大切です。

 

以下の文から自分の気になるところを探してみてください。

 

【基本①呼吸】

声は吐く息です。

なので「呼吸」はとても大切になります。

今まで自然にやっていたのですが、教えるようになって意識的にナレーションを読んで見ると、いかに瞬時に息をし、それを利用して身体を開きしっかり支えながら効率よく吐くかが大切だと実感します。

呼吸の仕方、吐き方は基本中の基本なのです。

ちなみに、歌う時やしゃべる時

  • 声が揺れる
  • 声量がない
  • ブレスが安定しない、続かない
  • 文の語尾がうまくいかない

などは呼吸に問題があると思われます。

私も新人の頃緊張してうまく呼吸が出来ず、度々息が足りなくなり絞り出すようにしゃべってしまい、ナレーションの語尾だけ音色が変わったり、不安定になってました。

今でもたまに、声が安定しなかったり息が足りなかったりすることがあります。

その時はすぐ呼吸法で身体を開いて安定させます。

呼吸は本当に大切で基本だといつも痛感してます(笑)

 

【基本②声帯】

ボイトレに通った時思ったのは、自分の本当の声を聞いたことがある人は少ないかもということです。

どういうことかと言うと、

人はそれぞれ自分の「声帯」を持っているわけですが、その声帯を生かして本当の「鳴り」を聞く機会はそんなにないかも知れません。

わたしは幼少の頃、低くてハスキーな声をしていました。

でも今はどちらかというと高めのかわいい系の声になってるみたいで、昔のお友だちに会うと「声もっと低かったよね?」と言われたり、「声もっとぼわっとしてたよね?」と言われたりします(笑)

実は、地声を変えました(笑)

正確には響かせるところを変えて与えられた声帯をちゃんと鳴らすことで地声が変わりました(笑)

ちなみに歌う時や喋る時、

  • 音程が安定しない
  • 音域が狭い
  • 歌うと喉が痛い
  • 聞きづらいと言われる
  • 声が出にくい、詰まる
  • 高音が出ない

などは声帯の訓練(喉の筋トレ)がお勧めです。私の地声が変わったのは、声帯の周りの筋肉が使えていなくて声帯を引っ張る力がなかったんだと思います。

せっかくいい声帯を持っている人がいたとしてもそれを引っ張る筋肉がないとうまく使えない。与えられた声帯をちゃんと鳴らせないのです。

声帯を鍛えると言うのは、声を出すための筋肉(声帯やその周りの筋肉群)を鍛えることなのです。

 

【基本③共鳴】

人は声帯で作った音を身体に響かせているそうです。

共鳴は「鼻腔共鳴」「口腔共鳴」「咽頭共鳴」があって、共鳴の組み合わせで声が変わると言われています。

個人的には、お仕事で女の子の声が来た時は鼻腔共鳴、おばさんは口腔共鳴、男の子は咽頭に主に共鳴させているような気がします。

結局体のどの辺に響かせるかなので表現上のなんとなくな分類かもしれませんが(笑)

歌う時やしゃべる時

  • 声が暗いと言われる
  • 声が届きにくい
  • 声が軽いと言われる
  • 声がキンキンしている
  • 嗄れ声
  • 大きい声を出さないと高音が出ない

などの場合は共鳴を見直すといいと思います。

ちなみに、私は2、3人が相手だとやや低め、それ以上だと高めの地声になります。

どちらも地声ですが、響かせてるところがちがいます。

前者はチェストボイスで胸に響かせていて、後者はヘッドボイス寄りに出してたり、無意識に状況で響かせるところや支えを変えてるみたいです(笑)

 

【基本④調音】

響いた声を言葉にするとき、口の開き方、舌の動き、歯、唇、口蓋などで音を作っています(調音)。なので

  • 滑舌が悪い
  • 舌足らず
  • 声がこもる
  • 言葉が不明瞭
  • 歌詞が聞きづらい
  • 音での表現が苦手

などの場合は調音(滑舌)の訓練をするのがいいと思われます。

 

私は昔「き」の音が苦手で録音して聞きながらなおしていきました。

ある程度、口の開け方や舌の使い方を意識することで滑舌はよくなります。

まずは一度自分の声を録音して聞いてみるといいかも知れません。

 

録音した自分の声の違和感

ちなみに、声を録音すると自分の声だけいつもと違っていて気持ち悪いと言う人がいます。私もそうでした(笑)

これは、自分の声は骨伝導で聞いているので高い声が伝わりにくく、低く聞こえるからだそうです。

でも聞くうちに慣れてくるのでまずは録音した自分の声を客観的に聞いてみることをおすすめします。

喋トレでは 以上を参考にレッスンを組み立てていきます。

 

【まとめ】

・人は声を出すとき「呼吸」「声帯」「共鳴」「調音」の行程がある

・自分の弱点は症状からどの行程かチェックできる

・自分のレッスンポイントを意識してレッスンしましょう

ABOUT ME
宇和川 恵美
青二プロダクション所属。声優、ナレーター。 声にコンプレックスを持ちながらも自信を持って現場に立ち続けられたのは『ボイトレ』の力があったから! 声を届ける側から『声を出す喜び』を伝えていきます。 『ボイトレ』はプロだけの特別なものではありません。 アンチエイジングや健康維持にも! 身近なボイトレをお届けします。
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